@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066868, author = {福田健吾(大阪府大) and 岩瀬彰宏 and 堀, 史説(大阪府大) and 齋藤, 勇一 and 千星, 聡(東北大) and 雨倉, 宏(物材機構) and 齋藤 勇一}, month = {Jul}, note = {光学機器などへの応用が期待される透明酸化物(SiO2)にAgをイオン注入 (50keV-380keV)し、ナノ粒子形成の有無及びその光学特性を調べた。その結果、Agイオン注入により直径20nm程度の球状のAgナノ粒子が確認され、その表面プラズモン共鳴に相当する波長400nmに吸収スペクトルのピークが観測された。また、380keVでは注入量が増加するとAgナノ粒子の個数密度が増加してナノ粒子の間隔が縮まり、新たに波長600nmにもピークが現れた。この試料に16MeVのAuイオンを照射するとAgナノ粒子は入射方向に長軸を持つ楕円状に変化してナノ粒子の間隔が広がり、600nmの強度が減少した。計算から波長600nmは直径100nmのナノ粒子の表面プラズモンに相当することから、このピークは個々のAgナノ粒子からのものではなく、Agナノ粒子の集合体に起因し、その間隔が重要であることが示唆された。イオン注入と重イオン照射を組み合わせナノ粒子の間隔を制御することにより、光学特性を変えられることが示された。, 28th International Conference on Atomic Collisions in Solids (ICACS-28)}, title = {Appearance of a new optical absorption peak around the wavelength of 600 nm in silica glass implanted with energetic Ag ions}, year = {2018} }