@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066828, author = {中西, 郁夫 and 松本, 謙一郎 and 小澤, 俊彦 and 中西 郁夫 and 松本 謙一郎 and 小澤 俊彦}, month = {Jun}, note = {【目的】2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)ラジカルは比較的安定な有機ラジカルで、抗酸化物質の活性評価に頻用されているが、水にまったく溶けないことが大きな問題点であった。我々は最近、β-シクロデキストリンを用いてDPPHラジカルを水溶化することに成功した(Chem Commun 2015; 51: 8311)。そこで本研究では、この水溶化DPPHラジカルを用い、水溶液中における抗酸化物質およびAOBのラジカル消去活性について検討した。 【方法】100 mgのAOBを1 mLの水で10分間抽出し、遠心分離して得られた上清をAOB水抽出液としてそのまま用いた。反応はユニソクRSP-1000-02NM型ストップトフロー分光測定装置を用いて追跡した。 【結果および考察】リン酸緩衝液(0.1 M, pH 7.4)中、25℃で、アスコルビン酸およびTroloxは水溶化DPPHラジカルを効率良く消去した。また、水溶化DPPHラジカルを含む4 mLのリン酸緩衝液(0.05 M, pH 7.4)に10 µLのAOB水抽出液を加えると、10秒以内にDPPHラジカルは消去され、AOBの水抽出物が非常に優れたラジカル消去活性を有することが分かった。, 第18回AOB研究会}, title = {水溶化有機ラジカルによる水溶液中における抗酸化物質およびAOBの活性評価}, year = {2018} }