@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066797, author = {出崎, 亮 and 山本, 春也 and 杉本, 雅樹 and 八巻, 徹也 and 出崎 亮 and 山本 春也 and 杉本 雅樹 and 八巻 徹也}, month = {Dec}, note = {白金代替触媒として期待されている窒素添加炭素系触媒の新たな合成方法として、高分子材料への窒素イオン注入・炭素化による合成を試みた。構造中に窒素を含まないフェノール樹脂薄膜に50keVの窒素イオンを注入後、注入領域のみを単離して試料とした。窒素の化学状態を分析した結果、注入した窒素はフェノール樹脂との間でシアン化物やアジ化物の形で存在することが明らかになった。また、注入した窒素は窒素ガス雰囲気中800℃炭素化処理後も残存し、触媒活性点とされるピリジン型窒素としてグラファイト構造に取り込まれることが明らかになった。得られた材料は0.7V vs RHEにおいて酸素還元活性を示し、非注入試料の場合の0.5 V vs. RHEと比較して、触媒性能が改善された。以上のことから、窒素イオン注入・炭素化のプロセスが触媒活性点の形成に有効であることを明らかにした。, 第44回炭素材料学会年会 発表のため}, title = {前駆体高分子へのイオン注入を利用した窒素添加炭素系触媒の合成}, year = {2017} }