@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066671, author = {大和田, 謙二 and Owada, Kenji}, month = {Mar}, note = {我々はBaTiO3を計測対象とし、90度ドメイン境界を密に導入した結晶と疎にした結晶の2つを準備し、それらのダイナミクスを中性子準弾性散乱(J-PARC, BL02 DNA)にて計測、比較した。試料のサイズは10 x 10 x 3 (x, y, z) mm3 とし、(111)面で切り出した結晶(試料A)、(100) 面で切り出した結晶(試料B)に、室温で各々10 kV/cmの電場を10分程印加しドメインの密度制御を試みた。偏光顕微鏡で観察した結果、試料Aにおいては数ミクロン~十数ミクロン幅のドメインが密に導入され、試料Bにおいてはドメインが極めて疎な状態が実現されたことが確認された。両試料の001周りの準弾性散乱(±10 eVの範囲)を比較した結果、試料Aにおいてのみ観測される散乱を見出した。この散乱はTc以上で消失したことから、正方晶相由来の散乱である事が確認された。我々はドメイン境界由来のダイナミクスを捉えたものと考えている。, 日本物理学会第73回年次大会(2018)にて発表および座長。誘電体分科インフォーマルミーティングに参加。}, title = {BaTiO3のドメイン境界ダイナミクス}, year = {2018} }