@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066621, author = {深堀, 麻衣 and 小藤, 昌志 and 小此木, 範之 and 伊川, 裕明 and 宮坂, 勇平 and 松藤, 成弘 and 兼松, 伸幸 and 水野, 秀之 and 福田, 茂一 and 福村, 明史 and 辻, 比呂志 and 鎌田, 正 and 深堀 麻衣 and 小藤 昌志 and 小此木 範之 and 伊川 裕明 and 宮坂 勇平 and 松藤 成弘 and 兼松 伸幸 and 水野 秀之 and 福田 茂一 and 福村 明史 and 辻 比呂志 and 鎌田 正}, month = {Feb}, note = {【目的】 高精度放射線治療において、治療計画の定量的評価にはDVH指標だけでなく、NTCP等の放射線生物学的特性を考慮した指標を用いた解析が不可欠である。重粒子線治療においても、スキャニング照射導入によって期待される照射法の高度化に向けて、これらの指標を用いた定量的評価の必要性が高まっている。重粒子線治療を行った頭頚部がん、前立腺がん及び子宮がんにおける各正常組織のNTCPパラメータを算出した。 【方法】 1995年から2012年において、線量増加試験を含む重粒子線治療を行った頭頚部がん39症例、前立腺がん163症例、子宮がん85症例を対象とした。臨床データ及び線量体積データからLyman-Kutcher-Burman (LKB) NTCPモデルを用いて最尤法によるフィッティングを行い、各正常組織における晩期障害をエンドポイントとし、尤度が最大となるNTCPパラメータを算出した。また、各治療部位にて算出したNTCPパラメータを比較することにより、各正常組織での線量応答関係の相違について検討を行った。 【結果】 LKB NTCPモデルパラメータ(n;体積依存係数、m;NTCP曲線の勾配係数、TD50;50%の有害事象を発生する耐容線量)の最尤推定値は以下の結果となった。エンドポイントをGrade2の晩期直腸有害事象とした場合、前立腺がんではn=0.013, m=0.046, TD50=69.1 Gy (RBE)、子宮がんではn=0.058, m=0.078, TD50=58.4 Gy (RBE)であった。頭頚部がんにおいて、エンドポイントをGrade2の晩期側頭葉有害事象とした場合、n=0.22, m=0.21, TD50=33.2 Gy (RBE)であった。 【結論】 今回算出したNTCPパラメータにより、今後の重粒子線治療における治療計画の定量的な比較・検討が可能となった。, 第31回高精度放射線外部照射部会学術大会}, title = {重粒子線治療におけるNTCPパラメータ算出}, year = {2018} }