@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066619, author = {東, 達也 and 東 達也}, month = {Oct}, note = {世界的に多種多様な新しい標的アイソトープ治療が盛んとなり、2013年には欧米でついにアルファ線核種である塩化ラジウムRa-223も登場、その優れた治療効果が注目されている。一方、国内では入院施設が十分に稼働しない状況のもとで、国内の標的アイソトープ治療の研究・臨床は、放射性ヨウ素内用療法も含めてさんさんたる状況が続いていた。2015 年国会において標的アイソトープ治療に関連する質問主意書が提出され、これに対し標的アイソトープ治療は重点的に取り組むべき課題であるとの政府答弁がなされており、今後の研究・診療の推進等が期待される機運が高まりつつある。なかでもアルファ線核種による標的アイソトープ治療が注目されている。当機構ではアスタチンAt-211を用いたMABGを開発、臨床応用に向けて準備中である。従来I-131を用いたMIBGでは治療が不十分であった悪性褐色細胞腫、その他の内分泌腫瘍への応用が期待されている。また、その他のアルファ線核種を用いた標的アイソトープ治療として、アクチニウムAc-225標識薬剤が前立腺癌に応用され、著しい効果を示して世界的に注目されている。標的アイソトープ治療の研究・診療の推進にむけて、関係学会等がオールジャパンで取り組もうと力を合わせている。当機構での取り組みの一部をご紹介し、標的アイソトープ治療の将来展望を示す。, 第57回日本核医学会学術総会}, title = {アルファ線核種を用いた標的アイソトープ治療と将来展望}, year = {2017} }