@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066593, author = {泉, 雄大 and 松尾, 光一 and 藤井, 健太郎 and 横谷, 明徳 and 藤井 健太郎 and 横谷 明徳}, month = {Jan}, note = {DNA損傷修復等の様々な細胞内の機能に関わるヒストンタンパクH3が、リジン残基のメチル化によりどのような構造変化をするかを明らかにするため、広島大学の放射光施設(HiSOR)を利用した放射光円二色性スペクトル測定を行った。その結果、トリメチル化H3の溶液中の構造が、メチル化していない通常の場合と比べて、らせん状の構造が減少し、直鎖状の構造が増加することが明らかになった。さらに、トリメチル化の前段階であるモノメチル化、あるいはジメチル化したH3の場合、トリメチル化H3とは逆にらせん状の構造が増加し、直鎖状の構造が減少することが分かった。これまで、メチル化H3がDNA二重鎖切断損傷の修復過程で、修復に関わるタンパク質と結合するなど、重要な役割を果たしていることは知られていたが、メチル化によりその構造が変化すること、また、付加されるメチル基の数で変化の仕方が異なることを、今回初めて見出した。, 第31回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム}, title = {放射光円二色性分光によるメチル化ヒストンH3の構造解析}, year = {2018} }