@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066561, author = {菅野, 巖 and 関, 千江 and 田桑, 弘之 and 金, 朝暉 and 伊藤, 浩 and 正本, 和人 and 菅野 巖 and 関 千江 and 田桑 弘之 and 金 朝暉 and 伊藤 浩 and 正本 和人}, month = {Nov}, note = {【背景と目的】低酸素誘発性脳血管新生モデルマウスで低酸素飼育1週目以降での血管新生を光学的に確認してきた。本研究では血管新生におけるTSPOの関連を検討するため、PETによりTSPOが発現する時期を検索した。【方法】低酸素誘発性脳血管新生モデルマウスで低酸素飼育0日(コントロール:D0)、4日(D4)、7日(D7)、14日(D14)の時期毎にTSPOマーカーである11C-PK11195のPETとARGを施行した。また、血管新生は、腫瘍で確認しているインテグリンαvβ3マーカーの64Cu-cyclam-RAFT-c(-RGDfK-)4(64Cu-RAFT-RGD)のPETを施行した。これらを生化学的に検証するため、それぞれの時期毎の免疫化学染色(免染)を行った。TSPO発現由来細胞を同定するため、Iba1(ミクログリア)、GFAP(アストロサイト)、さらにTSPOの免染を行った。なお、血管新生についても血管内皮マーカーCD31とインテグリンβ3マーカーCD61の免染を施行した。【結果】TSPOマーカーの11C-PK11195のPETでは30-60分のSUVの評価で、D4だけ他時期より有意に高値を示した。11C-PK11195のARGでもD4だけ有意に高い特異結合を確認した。免染ではIba1とGFAPは全時期を通してほぼ均等な陽性信号を示した。その一方、TSPO染色像ではD4で血管に沿った陽性像を示し、PETでのD4のTSPO増加はグリア細胞由来ではなく、血管性TSPOの上昇であることが示された。なお、血管新生については64Cu-RAFT-RGDのPETの投与3時間後のSUV値で全ての時期・脳領域で有意な集積は見られず、免染でも内皮マーカーCD31は低酸素時期とともに陽性信号が上昇したがCD61は全時期で陰性でPETの結果を追認し、本脳血管新生モデルはPETの検出感度が低いかαvβ3以外のインテグリン発現の可能性を示唆した。【考察と結語】本モデルでは低酸素飼育早期D4にグリア細胞由来でない一過性の血管性TSPOの上昇を確認した。一過性の血管性TSPO 発現とその後の血管新生との関連は今後の研究課題となる。, 第60回日本循環器学会学術総会}, title = {低酸素誘発性脳血管新生モデルマウスにおけるTSPO発現のPETによる検索}, year = {2017} }