@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066550, author = {花園, 祐矢 and 竹田, 一旗 and 平野, 優 and 玉田, 太郎 and 日下, 勝弘 and 三木, 邦夫 and 平野 優 and 玉田 太郎}, month = {Dec}, note = {タンパク質分子における水素原子の正確な構造情報を知ることは、タンパク質の分子認識や触媒反応機構の理解に極めて重要である。軽元素であっても原子核の位置を正確に決定することが可能な中性子線回折法は、その重要性が構造生物学の分野で認識されるようになっている。 我が国では現在、大強度陽子加速器施設J-PARCの茨城県生命物質構造解析装置iBIXにおいて、タンパク質結晶からの中性子線回折データ測定が可能であり、我々のグループもいくつかの中性子線回折データを取得している。これらのデータは、回折データ処理ソフトSTARGazerを用いて処理しているが、単色中性子の回折データ処理と比較するといくつかの問題点がある。例えば、本来は分解能が高くなるにつれて減少すべき強度の平均値に増加傾向が見られる。これは、波長ごとの強度補正が現在のデータ処理プログラムでは不十分であるため、負または0に近い値を持つ回折点を全て除くことに起因することが判明した。強度が強い波長領域の回折データだけを用いると、回折強度の分解能依存性が確からしいものになるが、データの完全性は低くなってしまう。我々は現在これらの改善に向けて、強度の弱い波長領域を含めて解析できるスケーリング方法を開発中で、その取り組みについて発表する。, 日本中性子科学会第17回年会}, title = {TOF-Laue法中性子線回折データのスケーリング方法の開発}, year = {2017} }