@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066492, author = {小西, 輝昭 and 小林, 亜利紗 and 大澤, 大輔 and 劉, 翠華 and 古澤, 佳也 and 及川, 将一 and 小西 輝昭 and 小林 亜利紗 and 大澤 大輔 and 劉 翠華 and 古澤 佳也 and 及川 将一}, month = {Oct}, note = {マイクロビームのアドバンテージは、細胞または細胞内選択部位への照準・照射、および照射前後の観察・追跡が可能なことである。SPICE-NIRSマイクロビームは、3.4MeVの陽子線を直径2μm以下にまで集束することであり、試料中の細胞核のみならず細胞核・質の打ち分けを実現している。また照射粒子数も1粒子から任意に数が設定でき、毎分400細胞程度の高速性を実現している。  本装置のアドバンテージを最大限生かし、以下の二つの課題を進めている。まず、一つ目は、放射線がん治療の基礎研究としたヒトがん細胞・正常細胞間における放射線誘発双方向シグナリングの研究である。これは、がん患部とその周辺組織を模擬し、正常細胞とがん細胞、またはがん細胞とがん幹細胞などの異なる性質をもつ細胞が混在する試料を作成し、がん細胞にのみ陽子線をマイクロビーム照射することで、照射されたがん細胞とその周辺の非照射正常細胞とがん細胞へのバイスタンダー効果・レスキュー効果のメカニズム解明することを目的としている。二つ目は、細胞質照射における防御細胞応答の解析であり、これは細胞核内DNA二本鎖切断の修復対して、細胞質ダメージがどのように影響を及ぼすのかを明らかにすることを目的としている。 本シンポジウムでは、SPICE-NIRS microbeamの概要ならびに現在の取り組みについて紹介する。, 日本放射線影響学会第60回大会}, title = {SPICE-NIRS microbeam:マイクロビームのアドバンテージを活用した放射線生物研究}, year = {2017} }