@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066460, author = {松村, 武 and 喜多, 要介 and 久保, 光野 and 吉川, 雄吾 and 道村, 真司 and 稲見, 俊哉 and 大原, 繁男 and 稲見 俊哉}, month = {Sep}, note = {YbNi3Al9 は空間群 R32 に属し,鏡映面と反転心をもたない Chiral 結晶である。 TN=3.4K で磁気転移し, c軸方向の伝播ベクトル q=(0,0,0.82) をもつらせん磁気構造を形成する。また、c面内に磁場をかけると HC=1.0kOe で強磁性に転移する。Ni を Cu で置換することで、 x=0.06 のとき TN は 6.5K, HC は 10kOe まで上昇し、伝播ベクトル q は (0,0,0.44) まで小さくなると同時に、Chiral Soliton Lattice (CSL) の形成を示唆する特徴的な磁化過程が見られるようになる。これまで我々は円偏光を用いた共鳴 X 線散乱により結晶の Chirality とらせん磁気秩序の Helicity との間に 1 対 1 の対応関係があること( DM 相互作用の存在)を示してきた。また、磁場を印加することで、らせん秩序の高調波成分が誘起されていくことから、 CSL が形成されている可能性があることも指摘してきた。本講演では、新しい実験結果も含めて,これまでの結果を考察する。, 日本物理学会 2017年秋季大会}, title = {Yb(Ni1−xCux)3Al9 におけるらせん磁気構造とキラルソリトン格子の形成}, year = {2017} }