@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066409, author = {大矢, 智幸 and 永津, 弘太郎 and 鈴木, 寿 and 深田, 正美 and 峯岸, 克行 and 大矢 智幸 and 永津 弘太郎 and 鈴木 寿 and 深田 正美 and 峯岸 克行}, month = {Sep}, note = {Cu-64は、その適度な半減期(12.7 h)と崩壊形式(β+/β-/EC)から、診断・治療の双方に利用でき、さらに院内製造が可能なことから、今後、需要の増加が見込まれる核種の一つである。 また64Cu-ATSMをはじめとする小分子や、抗体・タンパクといった広範な候補化合物とその臨床応用を考慮すると、高い品質を持ったCu-64の安定した製造法の確立が求められると考える。 現在のCu-64製造法として、プロトンで照射したNi-64ターゲットを酸で溶解後、陰イオン交換樹脂(AG1-X8)を用いて分離精製する方法が広く採用されている。 しかし本法には、製品中へのNi-64や副生成物Co-55(17.5 h)、Co-61(1.65 h)等の混入リスクが潜在する。我々は、分離精製に陽イオン交換樹脂(AG50W-X8)を採用することで、上述する不純物の混入リスク低減と製造時間の短縮を図った。 また照射から分離精製までの各プロセスを見直すことで、製品の高品質化(Cu2+ 21±8; Ni2+ 29±47; Zn2+ 79±20; Co2+ ND (ppb); As 35 GBq/μg 2016年度製造実績(n = 14))を実現した。 近年では、臨床利用を想定した大量製造に加え、製造準備の迅速化、品質の安定化を図るための新たな装置開発に取り組んでいる。研究会では、高品質化並びに大量製造に向けた我々のこれまでの取り組みを中心に報告する。, 第17回放射性医薬品・画像診断薬研究会 第1回日本核医学会分科会・放射薬品科学研究会に参加及び口頭発表。}, title = {ルーチン利用を目的とした高品質・高放射能Cu-64の効率的製造}, year = {2017} }