@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066389, author = {白井, 敏之 and 岩田, 佳之 and 野田, 悦夫 and 水島, 康太 and 稲庭, 拓 and 近藤, 公伯 and 榊, 泰直 and 西内, 満美子 and 野田, 耕司 and 白井 敏之 and 岩田 佳之 and 野田 悦夫 and 水島 康太 and 稲庭 拓 and 近藤 公伯 and 榊 泰直 and 西内 満美子 and 野田 耕司}, month = {Aug}, note = {量研機構放医研が推進してきた重粒子線がん治療は、高いQOLを維持でき、放射線抵抗性のがんに対しても高い腫瘍制御を実現するなど、優れた成果を出しており、10,000人以上の治療実績がある。しかしながら、重粒子線治療装置の導入には高額な費用が必要であり、これが高額な治療費の原因にもなっている。また、重粒子線治療は一部疾患においては、手術に匹敵する成績を収めているが、腫瘍によっては、腫瘍塊の除去が完全ではなく、手術の代替を目指すためには、さらなる高度化が必要である。そこで量研機構では、超伝導技術を応用して、シンクロトロンや回転ガントリーを小型化するとともに、レーザーイオン加速技術を応用して、イオン源と入射線形加速器を、レーザー加速器に置き換えることで、大幅な小型化と低価格化を実現する計画を進めている。また、治療成績の向上のため、腫瘍の放射線抵抗性に合わせて生物効果の異なる様々なイオンをミックスして照射するマルチイオン照射を提案している。このように様々な加速・ビーム技術により従来の課題を克服し、高度化・小型化された次世代の重粒子線治療装置を、量子ビームによる腫瘍除去手術になぞらえて、「量子メス(Quantum Knife)」と名付けている。本発表では、この量子メスの基本設計について報告する。, 第14回日本加速器学会年会}, title = {量子メス開発に向けた取り組み}, year = {2017} }