@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066372, author = {横溝, 真哉 and 西村, まゆみ and 森岡, 孝満 and 山崎, 隼輔 and 尚, 奕 and 鶴岡, 千鶴 and 西村, 由希子 and 柿沼, 志津子 and 島田, 義也 and 横溝 真哉 and 西村 まゆみ and 森岡 孝満 and 山崎 隼輔 and 尚 奕 and 鶴岡 千鶴 and 西村 由希子 and 柿沼 志津子 and 島田 義也}, month = {Jul}, note = {【背景・目的】近年、豊かな環境(enriched environment: EE)は、中枢神経系を活性化させ、内分泌系および免疫系を刺激することで生体の恒常性を維持し疾病を予防することが報告されている。しかしながらEEの放射線被ばく影響への効果については不明である。本研究は、EEの飼育条件の確立とEEの放射線初期応答に対する修飾効果を明らかにすることを目的とする。【方法】生後3週齢と11週齢のB6C3F1雄マウスを通常ケージ(SE)で飼育する幼若期SE群と成体期SE群、通常ケージの約8倍程度のケージに、複数の遊具を設置し飼育する幼若期EE群と成体期EE群の計4群を設定した。1ケージ5匹で8週間の飼育後に採血と剖検を行った。血清は脂質、糖質成分およびホルモンを測定した。さらに各環境で8週間飼育後にX線を2Gy照射し、小腸におけるアポトーシスの発生頻度を検討した。【結果】幼若期および成体期EEは、SEと比較して体重、白色および褐色脂肪組織重量を有意に減少させた。また、EEは血中総コレステロール、中性脂肪、グルコース、インスリン、レプチンおよびアディポネクチンを有意に減少させた。さらにX線照射後に採取した小腸においてEEはSEと比較してアポトーシスの頻度を増加させた。【結論】EEは体重および脂肪組織重量の有意な減少や、脂質代謝および内分泌ホルモンに対する修飾効果を示したことから、EEの飼育条件を確立できた。また、EEが放射線被ばくにより生じる異常細胞をアポトーシスにより排除している可能性が示唆された。, 第54回アイソトープ・放射線研究発表会参加のため}, title = {環境エンリッチメントによる放射線影響に対する抑制効果の評価}, year = {2017} }