@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066341, author = {横溝, 真哉 and 森岡, 孝満 and 西村, まゆみ and 柿沼, 志津子 and 島田, 義也 and 横溝 真哉 and 森岡 孝満 and 西村 まゆみ and 柿沼 志津子 and 島田 義也}, month = {May}, note = {過度あるいは慢性的なストレスは様々な疾病を誘発する。一方、放射線は突然変異や染色体異常を引き起こし、発がんリスクを増加させる。近年、環境エンリッチメント(Environmental Enrichment: EE)は、中枢神経系を活性化させ、内分泌系および免疫系を刺激することで生体の恒常性を維持し疾病を予防することが報告されている。しかしながら、EEが放射線発がんのリスクを抑制するかは不明である。そこで本研究の目的は、EEの放射線初期応答に対する修飾効果と放射線誘発がんの抑制効果を明らかにすることである。今回は、EEの条件設定およびその基礎データの構築を行った。生後3週齢と11週齢のB6C3F1雄マウスを通常ケージ(300×170×110mm)で飼育する幼若期SE群と成体期SE群、通常ケージの約8倍程度のケージに、遊具(回転盤や隠れ家、トンネルなど)を設置し飼育する幼若期EE群と成体期EE群の計4群を設定した。1ケージ5匹で8週間の飼育後に採血と剖検を行った。摘出した褐色脂肪組織は、HE (Hematoxylin-Eosin) 染色による病理組織学的解析と免疫組織化学染色法によるuncoupling protein-1 (UCP-1)の発現を評価した。血中の脂質、糖質成分および内分泌ホルモンは、酵素法、HK-G6PHD法およびELISA法を用いて測定した。EE は体重および臓器重量の有意な減少や、脂質代謝および内分泌ホルモンに対する修飾効果を示したことから、EE の飼育条件が確立できた。今後、確立した EEによる放射線誘発がんに対する予防効果を検討する。, 71 回東京支部春期学術大会}, title = {環境エンリッチメントは放射線影響を抑制するか}, year = {2017} }