@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066276, author = {富安, もよこ and 相田, 典子 and 柴崎, 淳 and 梅田, 雅宏 and 村田, 勝俊 and Heberlein, Keith and A., Brown Mark and 清水, 栄司 and 辻, 比呂志 and 小畠, 隆行 and 富安 もよこ and 相田 典子 and 梅田 雅宏 and 清水 栄司 and 辻 比呂志 and 小畠 隆行}, month = {Apr}, note = {【目的】γ - アミノ酪酸(GABA)は脳内において主要な神経抑制性物質である[1]。近年、1H-MRSでのスペクトル差分法(edited-MRS)を用いたin vivo ヒト脳内GABA レベル測定が行われているが、新生児脳内GABA の報告はなされていない。Edited MRS 法でのGABA 信号(3ppm)は、高分子由来の信号寄与があるためGABA+ とされ、また通常はクレアチン(Cr)や水(water)などを指標としたピーク面積比(GABA+/Cr or GABA+/water)により評価が行われている[2]。しかしながら、Crやwater の濃度やT1・T2 値は成長に伴い変化するため、ピーク面積比による新生児と他の年齢群との比較では正確な情報が得られない可能性がある。本研究は、臨床用3T MR 装置(Siemens)を用いたedited-MRS 法(MEGA-PRESS: TE/TR = 69/1500 ms[3])で、新生児脳内GABA レベルを調べることを目的とした。【方法】対象は新生児38 名とし、対照児童群12 名(10.2 ± 3.6 歳(平均± SD))と比較した。データ処理にはGannet [4] およびin house ソフトウエアを用いた。【結果】新生児群は児童群と比較し、基底核・小脳共に有意に低いGABA+ レベルを示し、これはex vivo GABA(検体、脳脊髄液[5,6])の報告と傾向が一致していた。新生児小脳のCr 濃度は児童群の約半分であった。【考察】新生児脳のGABA+/Cr 比の有意に高い値は、有意に低いCr 濃度によることが考えられた。そのため異なる年齢間での比較にCr を指標として用いる場合は注意が必要であることが示唆された。【結論】新生児の脳内GABA+ レベルは、児童群よりも有意に低いことが示された。, 臨床MR脳機能研究会}, title = {Edited MRS 法を用いたin vivo 新生児脳のGABA 信号の定量化}, year = {2017} }