@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066215, author = {佐方, 周防 and 山下航 and 高瀬信宏 and 布袋田真大 and 佐々木陽祐 and 奥山浩明 and 後田藤太 and mizuno, hideyuki and 福村, 明史 and 佐方 周防 and 水野 秀之 and 福村 明史}, month = {Sep}, note = {【目的】これまで医用原子力財団による治療用線量計校正は置換法であった。すなわち,毎校正日に基準線量計によって決定されたCo-60ガンマ線標準場に,被校正線量計の電離箱(以下,ユーザー電離箱)をおき,標準場の出力(以下,標準値)と被校正線量計の測定値の比から当該電離箱の校正定数を求める。ただし,標準値には日々間および年単位の周期的変動が多少あり,算出された校正定数に影響を与える。ここでは,この校正定数の校正間の変化を解析し,より良い標準場の決定法を求める。 【方法】解析対象は,2014年12月迄に水吸収線量単位によって校正したユーザー電離箱のうち,2回以上の校正履歴を持つものとし,新旧の校正定数の差について,標準値の採り方による違いを求めた。標準値の採り方としては,置換法と,適当な基準日の標準値を基としこれからCo-60の減衰量によって各校正日の値を決めるもの(以下,減衰法)の2種類を検討した。減衰法では,置換法で得られた各校正日の標準値を基準日からの時間で減衰補正し,その平均を基に各校正日の標準値を決める。 【結果】校正定数の比較が可能であった電離箱は2,023本(円筒形:1,279,平行平板形:744)であった。校正定数の差の平均は,置換法を用いた場合-0.105%(円筒形:-0.092%,平行平板形:-0.102%)であり,減衰法ではー0.035%(円筒形:-0.022%,平行平板形:-0.062%)となった。 【結論】標準値として減衰法を用いた方が,より変化の少ない校正定数を供給できることが判った。現在,財団の校正システムでは減衰法によって標準値を求め,校正定数を決定している。, 第112回日本医学物理学会学術大会}, title = {医用原子力財団の線量計校正におけるガンマ線標準場と校正定数の関連}, year = {2016} }