@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066200, author = {米谷, 佳晃 and 米谷 佳晃}, month = {Mar}, note = {生体内の分子間相互作用や分子認識の仕組みを本質的に解明するには、分子カイネティクスの微視的理解が不可欠である。イオン対の結合・解離は、最もシンプルなモデルケースであり、これまで多くの研究が行われてきた。解離レートといったカイネティクスの特徴は、イオン種や溶媒環境によって様々であることが知られている。しかし、そのような違いがどのような仕組みで現れるのかは、よく分かっていない。本研究では、水中のNaClの分子動力学シミュレーションを行い、イオンの配位数と水ブリッジ形成に対する多次元自由エネルギー地形を計算することで、カイネティクスに多様性が現れる仕組みを捉えた。導かれた知見は、生体分子水和水や蛋白質-リガンド結合など、生体分子の分子動態解析を進めていく上での基盤となる。, 日本物理学会 第72回年次大会}, title = {水和イオン対解離過程の多次元自由エネルギー地形解析}, year = {2017} }