@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066191, author = {南本, 敬史 and 南本 敬史}, month = {Mar}, note = {化学遺伝学的手法の一つ,DREADD(Designer Receptor Exclusively Activated by Designer Drug)は,変異型ムスカリン受容体を強制発現させた神経細胞が選択的リガンドclozapine-n-oxide(CNO)により活性化されることで,発現している神経細胞を抑制(あるいは興奮)させる神経活動操作法である.目的の神経細胞にDREADDを発現させることで,リガンドの末梢投与という比較的簡便な操作でその活動を一定時間制御できる手法であるため,霊長類への幅広い適用が期待できる.私たちは京大霊長研共同利用のサポートのもと、DREADDの生体PETイメージング法をサルに適用し,サルの脳局所に注入したウィルスベクターによる抑制性DREADD受容体の発現位置と発現レベルを生きたまま追跡することを可能とした.現在、私たちはこのイメージング法を生体神経投射マッピングとして利用し,かつDREADDによる経路選択的な活動操作によるネットワーク機能変容を可視化する「化学遺伝学イメージング」という技術開発を目指している.この技術により,局所脳活動からネットワーク活動,そして行動までの関連性を一気に検証する系が構築できるのではないかと期待している.講演では,化学遺伝学イメージングについて、私たちの狙いについて紹介し,サル脳科学研究における新たな可能性について議論したい., 平成28年度京都大学霊長類研究所共同利用研究会「集団的フロネシスの発現と創発の解明を目指して」}, title = {化学遺伝学イメージングによるサル脳科学研究の展開}, year = {2017} }