@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066156, author = {藤森, 亮 and 藤森 亮}, month = {Mar}, note = {宇宙放射線には粒子線成分が含まれ、長期宇宙滞在による被ばくは危惧される一つのリスク要因である。とりわけ生体障害作用の大きな重粒子線に対しては、たとえ線量が低くても、動物個体の生体応答についてX線やγ線との相違を明らかにすることが重要である。本研究は、発がん過程に密接に関わる遺伝的ストレス(ゲノム損傷)に注目し、染色体異常やゲノム変異の定量と解析を通じて、X 線またはγ線と低フルエンスの(線束密度が粗な)粒子放射線、それぞれの生体リスクを評価し比較する。粒子放射線として主に鉄イオン線を用い、マウス骨髄における小核形成と脾臓における染色体変異を評価する。これらの放射線感受性に、さらに宇宙環境特有のストレス等(閉鎖空間、睡眠調節剤、摂取カロリー制御、放射線防護剤候補)が及ぼす効果をマウスモデルによって調査する。また、生体で遅延相同組換え(DHR)を検出できる新規モデルマウスRaDRをゲノム不安定性(間接影響)の評価に適用し、メダカを用いて低フルエンス高LET粒子線(中性子)に対する生体影響および水温等飼育環境の修飾効果を評価する。, 新学術領域研究「宇宙に生きる」2017年度研究計画報告会}, title = {低フルエンス粒子放射線の動物個体への影響と生体の適応に関する多面的解析}, year = {2017} }