@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066016, author = {武田, 志乃 and 及川, 将一 and 沼子, 千弥 and 松本, 和久 and 小西, 輝昭 and 小平, 聡 and 小久保, 年章 and 武田 志乃 and 及川 将一 and 小西 輝昭 and 小平 聡 and 小久保 年章}, month = {Nov}, note = {長期にわたる福島原発廃炉作業では、溶融した燃料近くの汚染水や廃棄物等の処理における有事に備え、関連核種の生体影響に関する科学的知見の整備が求められている。中でもウランは腎毒性物質であり、α線核種のため、生体内局在や残存に関する情報は将来的な晩発影響リスクを考える上で重要である。これまで腎臓内のウラン動態・分布に関する情報が乏しいことから、我々はマイクロPIXE分析や放射光蛍光X線分析などのマイクロビーム元素分析手法によりウランを投与したラット腎臓内のウラン動態解析に取り組んでいる。マイクロPIXE分析は定量性と軽元素検出に優れることから、腎臓内のウラン局在量やウランと親和性の高いリンとの分布の対応が期待できる。そこで本研究では、酢酸ウランを投与した急性腎毒性ラットモデルにおける毒性初期から回復期にかけての腎臓内軽元素分布とウラン動態を検討した。ウランが選択的に蓄積する下流部位の近位尿細管が分布する腎臓の皮質内辺部から髄質外辺部にかけての領域のうち、特に髄質に近い領域にはリン、カリウムの濃集部が点在することが明らかとなった。これらの領域のウラン局在量や元素組成変化、組織病理変化からウラン残存性機序と毒性学的意義について考察する。, 第32回PIXEシンポジウム}, title = {ウランを投与したラット腎臓の軽元素分布とウラン動態}, year = {2016} }