@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066007, author = {保田, 隆子 and 五十嵐, 健人 and 舟山, 知夫 and 尾田, 正二 and 三谷, 啓志 and 舟山 知夫}, month = {Oct}, note = {脳腫瘍放射線治療に伴う被ばくによる2次発がんリスクを低減させるため、放射線治療の最適化が模索されている。そこで、脳の観察が容易なメダカ胚を利用し、電子顕微鏡による形態的解析に加え、ミクログリア特異的に発現する2種類のプローブを用いて、放射線被ばく後の脳内におけるミクログリアの動態を調べた。その結果、ミクログリアがその食胞内にアポトーシス細胞を取り込み、細胞骨格の形態を大きく変化する際にL-plastin遺伝子の発現が上昇し、アポトーシス細胞の消化がほぼ完全に終了し、それらの残渣から生じる脂質を代謝させる際にApolipoproteinE遺伝子の発現が上昇することを明らかにした。次に、メダカ胚脳への局部照射が可能な量研機構の重イオンマイクロビームを用い、メダカ胚脳の局所的な照射が誘導する脳内ミクログリアの分布を調べた。その結果、脳の局所照射胚では、ミクログリアが脳全体に活性化される全体照射と異なり、限局された部位でのみ活性化されることを明らかにした。, 日本放射線影響学会第59回大会}, title = {メダカ胚をモデルとした免疫細胞ミクログリアの放射線応答と脳腫瘍治療への応用}, year = {2016} }