@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065992, author = {前川, 康成 and 前川 康成}, month = {Sep}, note = {放射線グラフト重合法において、グラフト鎖が基材から膨潤脱離する現象を利用して、単離したグラフト鎖の分子量の経時変化を調べることで、グラフト重合機構の解析を試みた。グラフト率と分子量の関係から、(1)数時間に及ぶグラフト重合中、新たな開始反応、成長反応と2分子間の停止反応が進行していること、(2)グラフト重合後期(70-80%付近)に2分子間の停止反応が顕著となり、分子量の増大と分子数の減少が起こること、(3) 相転移現象により、結晶相に存在したドーマントラジカルが開始種となって、グラフト重合が再開し、更に高グラフト率に到達することすることを明らかとした。これらは、フッ素系基材膜の放射線グラフト重合の速度論を初めて定量的解明した成果であり、今後の高分子電解質膜の創製のための重要な基礎的知見である。, 第12回放射線と高分子に関する国際会議(The 12th meeting of the ionizing radiation and polymers symposium (IRaP 2016))への参加及び発表}, title = {第12回放射線と高分子に関する国際会議(The 12th meeting of the ionizing radiation and polymers symposium (IRaP 2016))への参加及び発表}, year = {2016} }