@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065971, author = {野村, 拓司 and 野村 拓司}, month = {Aug}, note = {最近、共鳴非弾性X線散乱(RIXS)を用いた遷移金属化合物における軌道励起の研究が盛んに行われている。本講演では、鉄系高温超伝導関連物質であるK0.83Fe1.53Se2とPrFeAsO1-yに対して最近なされた実験(それぞれ鉄K吸収端、鉄L吸収端X線のRIXS実験)とその理論解析結果について報告する。具体的には、第一原理バンド計算から導かれた精密な電子構造を有するハバード型模型に基づいて、観測されたスペクトルピークが微視的にどのような鉄d軌道の励起過程に対応するのか明らかにする。PrFeAsO1-yにおけるL吸収端RIXSでは低エネルギーのスピン反転励起は今回実験観測できなかったが、将来の高解像度実験へ向けて示唆を与えるべく、どのような励起エネルギーを有すべきか理論計算に基づいて示す。, SPring-8シンポジウム 理論研究会サテライトミーティング 「放射光と計算物質科学の連携を目指して」}, title = {共鳴非弾性X線散乱で見る鉄系高温超伝導体の軌道励起}, year = {2016} }