@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065943, author = {岩田, 佳之 and 野田, 耕司 and 白井, 敏之 and 藤田, 敬 and 佐藤, 眞二 and 古川, 卓司 and 原, 洋介 and 水島, 康太 and 皿谷, 有一 and 丹正, 亮平 and 森, 慎一郎 and 藤本, 哲也 and 松葉, 俊哉 and 荻津, 透 and 雨宮, 尚之 and 長本, 義史 and 松田, 晋也 and 折笠, 朝史 and 高山, 茂貴 and 岩田 佳之 and 野田 耕司 and 白井 敏之 and 藤田 敬 and 佐藤 眞二 and 古川 卓司 and 原 洋介 and 水島 康太 and 皿谷 有一 and 丹正 亮平 and 森 慎一郎 and 松葉 俊哉 and 荻津 透 and 雨宮 尚之}, month = {Aug}, note = {粒子線がん治療において、粒子ビームを患者に対して任意の角度から照射可能とさせる回転ガントリーは重要な装置であり、陽子線がん治療装置では標準採用されるに至っている。一方、炭素線用回転ガントリーは、搭載される電磁石に必要な磁気剛性が陽子線用のそれに比べ約3倍高いことから、電磁石群やそれらを支える構造体のサイズ・重量が非常に大型となる。現在、炭素線用回転ガントリーは世界で唯一、ハイデルベルグに建設され稼働中であるが、その回転部重量は600tを超えると報告されている。我々は回転ガントリーの小型・軽量化のため、超伝導回転ガントリーの開発を進めてきた。この回転ガントリーは主に10台の超伝導電磁石と、1対のスキャニング電磁石により構成されており、最大430 MeV/uの炭素イオンを患者に対し0-360度の如何なる方向からも高速3次元スキャニング法にて照射を行うことができる。また、二極・四極磁場が同時発生且つ、独立励磁可能な機能結合型超伝導電磁石を採用することで、全長14m、ビーム軌道半径5.5m、重量約300tと大幅な小型・軽量化を実現している。超伝導回転ガントリーは製造後、平成27年初頭より放医研への輸送並びに組立工事が行われ、同年9月に完成した。その後、ビームコミッショニングが行われ、所期の性能が得られていることを確認した。本発表では超伝導回転ガントリー研究開発の概要、並びにビームコミッショニング結果について紹介する。, 第13回日本加速器学会年会}, title = {炭素線治療用超伝導回転ガントリーの開発}, year = {2016} }