@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065902, author = {岩男, 悠真 and 田島, 英朗 and 吉田, 英次 and 佐野, ひろみ and 木村, 泰之 and 山谷, 泰賀 and Iwao, Yuma and Tashima, Hideaki and Yoshida, Hidetsugu and Sano, Hiromi and Kimura, Yasuyuki and Yamaya, Taiga}, month = {Apr}, note = {目的 放射線医学総合研究所の独自アイディアであるヘルメットPETは,従来の円筒形のジオメトリの頭部PETに比べ,高い感度と開放性を併せ持つ.PET-CTのような一体型の装置と異なり,本装置は小型化を実現するため,CT装置を含まない独立した装置であり,吸収補正に際して特別の配慮が必要となる.本研究では,μマップの取得に際し,CTデータとの位置合わせを行う手法についての検討を行った. 方法 ヘルメットPETで撮像されたデータに対し,始めに吸収補正無しの再構成を行い,初期PETイメージを得る.別途撮像したCTデータから生成したμマップとのキャリブレーションを行い患者の位置を調整した.具体的には,初期PETイメージとμマップを重ね合わせて表示し,平行移動,回転の6パラメータを任意に調整可能なシステムを構築した.パラメータの調整法については検討中であり,今回は目視にて両データの頭部位置の重なり具合を確認しつつパラメータの調整を行った.位置合わせを行ったμマップを用いて,PETデータの再構成を行い,最終的な出力を得た. 結果 ヘルメットPETを用いた頭部ボランティア撮像を行った.提案システムよる吸収補正を実施したPETイメージの再構成を行い,いずれも良好な結果が取得できた. 考察と結論 独立したヘルメットPETとCTデータ間において,マニュアルで位置合わせを行う手法を確立した. 今後は,位置合わせパラメータの調整法について検討を進めるとともに,MRIベースのμマップ生成法,またはレンジセンサによる患者のサーフェスモデルを用いたアトラスベースの手法について検討を進め,被ばく量の低減や,コストの削減といった要素を追求していきたい., 第111回日本医学物理学会学術大会}, title = {CT画像を用いたヘルメットPET吸収補正法の開発}, year = {2016} }