@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065899, author = {納富, 麻子 and 田中, 義樹 and 松尾, 洋一 and 長谷, 純宏 and 竹下, 大樹 and 長谷 純宏}, month = {May}, note = {ウンシュウミカンなどの一部のカンキツ類は、雄性不稔であることに加え、種子が多胚性で交雑胚が得られにくいことから、交雑育種は非常に困難である。我々は、実生胚軸切断面に形成されるカルスに対してイオンビームを照射することにより、有用変異体の作出を試みており、本講演では、ほ場で育成した一次選抜個体の結実調査等について報告する。品種‘ゆら早生’は、果実品質は良いが樹勢が弱いことから、強樹勢且つ果実品質が原品種以上の変異体獲得を目指している。調査した77個体のうちのほとんどが、原品種より樹容積が大きく、特に、3個体については果実糖度が13度以上に達したことから有望と考えられた。‘ユズ’では果実の傷の原因となるトゲが発生しない変異体の獲得を目指している。調査した12個体のうち、接木後も安定してトゲが消失した個体が複数見られた。これらの有望変異体については、着果性、収量性等の形質を複数年確認した上で経済栽培に適するかどうかを判断する調査を継続する。, イオンビーム育種研究会 第11回大会}, title = {カンキツ類実生胚軸上カルスへのイオンビーム照射により作出された突然変異個体の特性}, year = {2016} }