@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065863, author = {横岡, 由姫 and 奥田, 保男 and 横岡 由姫 and 奥田 保男}, month = {Dec}, note = {・背景と目的 医用画像はPortable Data for Imaging (PDI) を用いた、情報交換が盛んに行われており、自施設で撮影した画像が他施設から、再度、持ち込まれることが問題となっている。画像読み込みワークフロー(IRWF)が採用されている施設であれば、編集履歴が記録されるが、不採用の場合は、自施設の画像と他施設での編集済み画像がPACS内で混在してしまう。一方、研究データとして画像を交換する場合には、一般的には患者の個人情報を匿名化しなければならないそこで本研究では、医用画像の利用目的に合わせた画像自体の状態・状況を明確化するため、医用画像のエクスポート時に、DICOMタグの編集機能を検討し実装した。 ・方法 1)画像自体の状態・状況が明確な画像出力フローを構築するために、DICOM PS 3.15を用いて画像処理のステータスの種別を検討した。 2)匿名化したPDIの作成機能と、連結匿名化のための患者情報の管理フローを検討した。 ・結果 1)-1 ステータスの管理 撮影した画像はオリジナルとして、Autorized Original (AO)を、PDIを作成する際は他施設で取り込む際を考慮しAuthorized Copy (AC)を、タグ(0100,0410)に記録した。 1)-2 履歴情報の管理 画像をPACSに保存する際には特定のタグに画像情報を記録し、PDIを作成する際には履歴情報を管理するタグへ移動した。 2)個人を特定する情報として「患者ID・氏名・生年月日・性別」を匿名化した。さらに、連結匿名化するため、CDラベルにランダムかつユニークな番号を印字し、その番号と患者情報を記録したものは、施錠された場所に保存するフローを構築した。 ・考察 画像ステータス管理は、1つのタグを編集するだけで実現できる簡便な方法で、広く普及することが望ましい。連結匿名化の機能については、現在は情報管理が手作業であり煩雑なため、システム上で附番・管理する機能の開発を検討する。(776文字), 日本放射線技術学会 第62回関東支部研究発表大会 事業活動として参加(発表有り)}, title = {医用画像エクスポート時における画像ステータス管理と連携匿名化フローの検討}, year = {2015} }