@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065840, author = {青木伸(東京理大) and 森田明典(徳島大) and 王, 冰 and 有安真也(東京理大) and 西友里恵(東京理大)、 and 寺岡達朗(東京理大) and 氏田将平(徳島大)、 and 福井大智(徳島大) and 田中, 薫 and 田中智博 and 王 冰 and 田中 薫}, month = {Sep}, note = {本研究の目的は、放射線治療の副作用を抑えるため、転写因子p53を一時的に制御する薬剤の開発である。本発表では、8-Quinolinol誘導体の放射線防護活性とそのメカニズムについて報告する予定である。  がんの主要な治療法の一つである放射線療法では、がん細胞近傍の正常細胞にも少なからず放射線が照射され、正常細胞のアポトーシスが誘導されることで重篤な副作用を併発する可能性がある。これは、正常細胞内の転写因子p53がDNA損傷に応答し、アポトーシスを誘導することが主な原因であると考えられる。また、放射線障害に対する治療薬も求められている。そこで我々は、従来型抗酸化剤ではなく、p53を一時的に制御し、放射線(治療)の副作用を抑える薬剤の開発を行っている。p53が構造因子として亜鉛イオンを含んでいることから、亜鉛キレーターに着目した。T細胞性白血病細胞MOLT-4を用いて、種々の化合物の放射線防護能の評価を行った結果、Bispicenと8-Quinolinolの誘導体に活性が見られた(Oncotarget, 2013, Bioorg. Med. Chem. 2014, Biochem. Biophys. Res. Commun. 2014)。ある8-Quinolinol 誘導体は、細胞の放射線抵抗性に関わるp53標的遺伝子p21の転写を亢進させ、アポトーシスを促進するp53標的遺伝子pumaを抑制するp53転写調節剤として機能することがわかった。それらについて報告する予定である。, 第9回バイオ関連化学シンポジウム}, title = {がん放射線治療の副作用低減を目的とするp53標的放射線防護剤の開発}, year = {2015} }