@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065804, author = {吉永, 恵一郎 and 富山, 勇輝 and 大平, 洋 and 辻野, 一三 and 佐藤, 隆博 and 真鍋, 治 and 加藤, 千恵次 and 西村, 正治 and 玉木, 長良 and 吉永 恵一郎}, month = {Nov}, note = {目的】定量的な肺血流量計測は肺潅流分布評価の鋭敏な指標と示唆されるが、慢性血栓性肺高血圧症(CTEPH)での有用性は検討されていない。本研究の目的はCTEPHを対象に酸素15 標識水 PET(O-15 水)により 肺血流量が低下しているか両側肺野で定量的に検討すること。【方法】11例のCTEPH (平均肺動脈圧 35.4±9.3 mmHg)及び健常7例を対象としO-15 水PETのダイナミックデータ収集を安静時に実施し、肺血流量及び心筋血流量の同時計測を行った。入力関数は右室内腔を使用し両側肺野に関心領域を設定した。【結果】 CTEPHは健常に比し左肺 (180.5±27.2 vs. 224.7±42.6 mL/ 100mL of lung/min, P=0.015)、及び右肺 (131.1±22.1 vs. 166.1±29.0 mL/ 100mL of lung/min, P=0.012) の肺血流量が有意に低下していたが、肺血流量の低下は平均肺動脈圧とは相関を認めなかった(R=0.15, P=0.65).【結論】 CTEPHでは両側肺野の肺血流量低下を認めた。一方、肺血流量低下は肺動脈圧とは異なる指標となる可能性が示唆される。, 第55回日本核医学会学術総会}, title = {慢性血栓性肺高血圧症における両側肺血流量の低下-酸素15標識水ポジトロン断層撮像による定量的検出-}, year = {2015} }