@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065781, author = {道川, 祐市 and 福崎, 智子 and 後藤, 希 and 道川 祐市 and 福崎 智子 and 後藤 希}, month = {Oct}, note = {月や火星など地球外における有人活動は、今後全世界的に大きな展開を見せることが予想される。太陽フレアなど偶発的な高線量宇宙放射線リスクを的確に把握して、万一の被ばく事故に対する十分な医療体制を整えることは、安心して有人活動を展開するために重要である。地球上の被ばく医療へ相互補完的な技術フィードバックも期待できる。致死的な高線量被ばくを受けても、患者が症状を示すまで数日から数週間の時間的余裕がある。傷害の標的は様々な臓器のメンテナンスを担当している幹細胞であるため、その役割が失われても表面化するまでに時間を要する。しかしながら、効果的な被ばく治療を行うためには、症状が出ていない期間に被ばく線量・部位に応じた適切な医療処置を行わなければいけない。したがって月や火星で被ばくした場合は、地球に還らず現地(オンサイト)で治療を受けられる体制が望ましい。UZUMEプロジェクトで探索予定の縦孔・地下空洞内は放射線が十分に遮蔽されていることが予想され、現地における被ばく医療施設の候補地として最適と考えられる。被ばくリスクを踏まえて、どのような医療技術が導入可能か、今後の研究課題としていきたい。, 第59回 宇宙科学技術連合講演会}, title = {月惑星での被ばくリスク、オンサイト医療対応の点からみた UZUME計画の意義}, year = {2015} }