@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065753, author = {錦戸, 文彦 and 高田, 英治 and 野上, 光博 and 盛武, 敬 and 山谷, 泰賀 and 錦戸 文彦 and 高田 英治 and 野上 光博 and 盛武 敬 and 山谷 泰賀}, month = {Sep}, note = {インターベンショナルラジオロジー(IVR)は患者への侵襲が少ない事から様々な疾患の治療に広く利用されているが、X線撮像による放射線被曝による人体への影響が指摘されており、その被曝量線量の測定を行うことが求められている。現在でも様々な線量計が存在するが、術中にリアルタイムに患者体表の被曝線量の位置分布の計測を行うことができ、より簡便に精度の良く記録を行えるという要素を十分に満たしているとはいえない。本研究は上記の要求を満たすIVR用のリアルタイム被曝線量計測装置の実現を目的としている。体表の被曝線量の位置分布をえるためには、多数のX線撮像装置に映らない検出器を患者体表に取り付ける必要がある。そこでプラスチックシンチレータ上に有機フォトダイオード(OPD)を直接作成した検出器を用いた測定システムの開発を進めている。有機フォトダイオードは非常に薄い素子でX線に透過であるため、細い信号線を使用することでX線透過な検出器が実現可能となる(図1)。本講演では試作した検出器を用いて行った評価実験の結果を報告する。  10.0mm×10.0mm×1mmのプラスチックシンチレータ上に6 mm×4 mmの有感領域をもつOPDを作成した。OPDはIZO (100nm)/ PEDOT: PSS (30 nm) / PCBM: P3HT (200 nm) / Al (70 nm)の構造をもつものを作成した。実験は動物用CT(RmCT2, RIGAKU)の透視モードを用いて評価を行った。図2に管電圧を変えながら得られた出力電流を示す。測定は1秒毎に行っており、リアルタイム測定が可能であることが示されている。また、透視画像上に検出器が映り込むことはなく、十分な透過性が得られていることも示された。, 2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会}, title = {プラスチックシンチレータと有機フォトダイオードを用いたIVR用リアルタイム線量計の開発}, year = {2015} }