@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065745, author = {細木, 彩夏 and 今岡, 達彦 and 小川, 真里 and 西村, 由希子 and 谷, 修祐 and 西村, まゆみ and 臺野, 和広 and 柿沼, 志津子 and 山田, 裕 and 島田, 義也 and 細木 彩夏 and 今岡 達彦 and 小川 真里 and 西村 由希子 and 谷 修祐 and 西村 まゆみ and 臺野 和広 and 柿沼 志津子 and 山田 裕 and 島田 義也}, month = {Sep}, note = {【目的】低線量率放射線発がんの機構モデルを構築する上で、照射後の幹/前駆細胞動態を理解することは重要である。乳腺は、共通の幹細胞やいくつかの前駆細胞から生み出される内腔上皮細胞と筋上皮細胞で構成される。本研究では、放射線発がんリスクの高い組織のひとつである乳腺を用い、発がんの標的細胞と考えられている幹/前駆細胞動態の応答を調べた。 【手法】Lewisラットの乳腺から得た乳腺上皮細胞 (MEC) を、非接着条件で培養し、マンモスフィア (MS) を形成させた。MSは幹/前駆細胞様の未分化細胞を含む細胞塊と報告されている (Dontu et al, 2003)。同系統個体への同所移植後の再生能、分化マーカー (サイトケラチン[CK]14[筋上皮細胞マーカー]及び18[内腔上皮マーカー] )発現、MS形成過程の増殖及び凝集の解析により、MSの特徴を解明した。またMECに照射 (0.1~4Gy) し、脂肪組織内での移植再生能を有する幹細胞の生存率を解析した。さらにMECに照射 (0.1~8 Gy) し、MS形成効率および増殖の影響と分化能への影響を評価した。 【結果】MECの移植で完全な乳腺が再生したことから、MECには幹細胞が含まれ、さらに照射(0.1~4Gy) 後の再生能は線量依存的に低下したことから、幹細胞は放射線感受性であると考えられた。MSは移植再生能が低いこと、MECではほとんど観察されないCK14と18を共発現する細胞から主に形成されること、5-ブロモ-2’-デオキシウリジンを取り込む細胞塊であったことから、主に前駆細胞を含むと考えられる。また照射したMECから作製されたMSの分化能、増殖能および形成効率には、照射の影響はみられなかった。 【結論】ラットのMS形成細胞は放射線抵抗性である。, 第24回乳癌基礎研究会}, title = {非接着培養条件下におけるマンモスフィア形成細胞は放射線抵抗性である}, year = {2015} }