@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065719, author = {若月, 優 and 若月 優}, month = {Aug}, note = {【目的】婦人科腫瘍の放射線治療後照射野内または辺縁リンパ節再発に対する重粒子線治療の安全性・有効性を評価する。 【方法】当院で2008年から2014年に放射線治療後の照射野内または辺縁リンパ節再発をきたし、重粒子線治療による再照射を行った婦人科腫瘍患者11名を対象とした。治療条件は、①治療対象病変以外に病変を認めない、②対象病変と腸管との距離が10mm以上ある、とした。年齢の中央値が57歳。原病は6例が子宮頸癌、4例が子宮体癌、1例が卵巣癌であり、照射野内再発:6例、辺縁再発:5例であった。骨盤内リンパ節:7例、傍大動脈リンパ節:4例であった。再発リンパ節の大きさの中央値は22mmであった。再発に対する重粒子線治療は中央値52.8GyE/12frであった。 【成績】観察期間中央値は31か月(3-73か月)であった。急性期有害事象の発現は無く、全例予定通りに重粒子線治療が施行された。Grade2の下肢浮腫1例以外に重粒子線治療再照射によるGrade2以上の晩期有害事象は認めなかった。1例(9%)が局所リンパ節再発、3例(27%)が遠隔転移再発をきたした。重粒子線治療後の2年局所制御率:91%、2年無再発生存率:68%、2年全生存率:91%であった。 【結論】婦人科腫瘍患者における放射線治療後の照射野内または辺縁リンパ節再発に対する重粒子線治療は安全に施行され、治療の選択肢の一つとなる可能性が示唆された。, 第57回日本婦人科腫瘍学会学術講演会}, title = {婦人科腫瘍における放射線治療後の照射野内または辺縁リンパ節再発に対する重粒子線治療の経験}, year = {2015} }