@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065702, author = {小川, 幸大 and 中西, 郁夫 and 松本, 謙一郎 and 小澤, 俊彦 and 小川 幸大 and 中西 郁夫 and 松本 謙一郎 and 小澤 俊彦}, month = {Jul}, note = {【目的】整体内環境を模した油水混合液中での抗酸化活性in vitro評価法の確立を目的とし、新規に開発された水溶化2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl (DPPH) ラジカル(Nakanishi, I.; et al., Chem. Commun., 51, 8311-8314 (2015))、および従来のDPPHラジカルを用いて、抗酸化食品AOBの抗酸化活性について評価した。 【方法】AOB粉末の水抽出液および油水混合系溶媒抽出液の抗酸化活性を、吸光光度計による測定データから検討した。同時に、電子常磁性共鳴(EPR)を用いて試料溶液を測定し、プローブとして用いる各DPPHラジカルの分子状態を評価した。 【結果】従来のDPPHラジカル補足活性を利用した評価法は、その脂溶性により水系での使用は不可能であった。しかし本法では、極性の違いによる影響を受けることなく、水相および油水混合系における抗酸化活性の評価が可能となった。 【考察】DPPHラジカルの水溶化は、細胞内のような油水が混合した環境、すなわち「異なる極性が局在する環境中」で、「同一化合物」による抗酸化活性評価を可能にした。様々な化学成分を含む、食品あるいは天然物の抗酸化活性評価を行うための初期調査法として、本法の利用が期待できる。, 第15回AOB研究会}, title = {水溶化DPPHラジカルを用いた抗酸化食品AOBの抗酸化活性評価}, year = {2015} }