@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065605, author = {村山, 周平 and 新井, 和孝 and 錦戸, 文彦 and バカロバ, ルミアナ and 加藤, 大 and 佐賀, 恒夫 and 青木, 伊知男 and 村山 周平 and 新井 和孝 and バカロバ ルミアナ and 佐賀 恒夫 and 青木 伊知男}, month = {Mar}, note = {【目的】 生命機能は、タンパク質をはじめとした生理活性物質が機能する場所やタイミ ングの正確な制御によって保たれており、そのバランスが崩れることで、疾患が引き起こされる。その乱れたバランスを直すことで、疾患の予防や治療が期待できることから、生理活性物質を疾患部位に送達し局所的に機能させる様々な方法が開発されている。標的の疾患部位のみで機能発現させるための外部信号として光・熱等があげられるが、生体組織に阻まれるため生体深部での局所的な機能発現は困難である。本研究では生体組織を透過する放射線を外部信号として用い、生体深部でも適応可能な生理活性物質の放出制御法の開発を目的とした。 【方法】 光応答性ナノ粒子の調製に利用してきたX 字型架橋剤の光開裂基を放射線応答 性基であるジスルフィド結合に置換した架橋剤PEG-SS-Ac を設計・合成した。本架橋剤をタンパク質共存下で重合させることで、タンパク質内包放射線応答性ナノ粒子を調製した。調製した放射線応答ナノ粒子に放射線を照射し、粒子径の変化を測定すると共に、内包タンパク質の放出を評価した。 【結果・考察】 調製した放射線応答ナノ粒子(粒子径180 nm)は、放射線照射(10 Gy)によって120 nm に分解し、内包していたトリプシンを放出した。さらに、生体モデルとして、線源とナノ粒子との間に肉塊を配置した状態で照射した結果、肉塊はトリプシンの放出に影響を与えなかった。したがって本ナノ粒子は、生体深部での生理活性物質の放出制御に利用できると期待される。, 日本薬学会第135年会}, title = {γPARCEL:放射線による生体内深部での生理活性物質の機能制御法}, year = {2015} }