@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065604, author = {道川, 祐市 and 徐華 and 福崎, 智子 and 後藤, 希 and 道川 祐市 and 福崎 智子 and 後藤 希}, month = {Mar}, note = {月や火星など地球外における有人活動は、今後全世界的に大きな展開を見せることが予想される。太陽フレアなど偶発的な高線量宇宙放射線被ばく事故に対して、十分な医療体制を整えることは、安心して有人活動を展開するために重要である。地球上の被ばく医療へ相互補完的な技術フィードバックも期待できる。 致死的な高線量被ばくを受けても、患者が症状を示すまで数日から数週間の時間的余裕がある。傷害の標的は様々な臓器のメンテナンスを担当している幹細胞であるため、その役割が失われても表面化するまでに時間を要する。造血幹細胞や小腸上皮幹細胞など、盛んに分裂する幹細胞ほど傷害を受けやすい。効果的な被ばく治療のカギは、症状が出ていない期間にいかにして幹細胞機能を復活・新規導入するか、である。 UZUMEプロジェクトで探索予定の縦孔・地下空洞内は放射線が十分に遮蔽されていることが予想され、現地における緊急被ばく医療施設の候補地として最適と考えられる。どのような医療技術が導入可能か、研究課題としていきたい。, 第5回 月と火星の縦孔・地下空洞探査研究会}, title = {月・火星における緊急被ばく医療}, year = {2015} }