@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065598, author = {道川, 祐市 and 徐, 華 and 福崎, 智子 and 後藤, 希 and 小久保, 年章 and 犬伏, 正幸 and al., et and 道川 祐市 and 徐 華 and 福崎 智子 and 後藤 希 and 小久保 年章 and 犬伏 正幸}, month = {Mar}, note = {目的:消化管は放射線に対して高感受性であり、緊急被ばく医療における重要な標的臓器である。マウス腸管における3次元組織学的構造を、放射線障害および再生医療の観点で定量評価する技術を開発する。マウス個体レベル解析と組織切片レベル解析の中間を本技術で繋ぐことで、実効性ある前臨床研究の促進を図る。 \n方法:全身性に中性パラホルムアルデヒド潅流固定した被ばくマウスから、腸間膜や脂肪を丁寧に除きつつ腸管全体を摘出する。3cmごとの断片化を行い、接着剤にてカバーガラスへ張り付ける。腸管断片上部をハサミで切り開き、粘膜上皮面を上向きに広げながら接着固化させる。カバーガラスごと中性パラホルムアルデヒド溶液に浸して24時間、冷蔵固定する。流水で十分に洗浄した後に、実体顕微鏡にて断片全体の粘膜上皮構造を3次元観察し、撮影記録する。 \n結果考察:マウス腸管粘膜上皮における微絨毛構造を、人為的に潰すことなく、ほぼ全体的に実体顕微鏡で3次元観察することが可能となった。全身的に10Gy均一照射したマウスでも、腸管傷害は不均一に生じることを確認した。平面状の腸管断片をカバーガラスごと組織ブロックに包埋し、水平方向に切削することで詳細な2次元組織解析が可能である。生前にBrdU投与を行うことで、細胞増殖の検証も可能である。今後は間葉系幹細胞等の移植による被ばく腸管再生状況の解析へと展開する予定である。, 日本再生医療学会}, title = {マウス腸管における放射線障害/再生医療の3次元組織学的解析}, year = {2015} }