@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065573, author = {中村, 正信 and 今井, 憲一 and 廣瀬, 昌憲 and 松本, 博 and 戸崎, 充男 and 大澤, 大輔 and 角山, 雄一 and 牧野, 誠司 and 小西, 輝昭 and 酢屋, 徳啓 and 磯野, 真由 and 小西 輝昭 and 酢屋 徳啓}, month = {Jul}, note = {放射線の影響を調べるために、1つ1つのイオンを個々の細胞を狙って制御照射し、その影響を研究する方法が有効である。そのためには数μm以下に絞られたイオンビームをシングルヒットで照射する必要がある。一方放射線がん治療には重粒子線の有効性が確認され、炭素イオンビームが利用されている。そこで重イオンを含む広い阻止能のイオンを用いた研究が重要である。 我々は2002年から、水素からビスマスまでの各種イオンの加速の実績がある京都大学理学部の最高ターミナル電圧8MVタンデム型静電加速器を用いて、重イオンマイクロビームの細胞照射について開発を行ってきた。本加速器は2011年7月末にシャットダウンされたが、それまでの開発により  12C6+42MeV、19F8+48MeVおよび28Si9+60MeVのビームを用いて、5μmφのダブルアパーチャでビームをコリメートして、SN比の良いビームを引き出すことに成功した。またイオンを計数して、シングルヒットの制御にも成功した。また並行して細胞照射系の開発も行った。そこで2011年7月にはベストのビームではなかったが、イオンを計数して狙った細胞に照射し、イオンが細胞をヒットしたことを確認した。 しかしこの間の開発の途中では多様なバックグラウンド等に悩まされ、細胞照射の実験は失敗の連続ともいえるものであった。これまで見つかった問題点はすべて解決したか、又はその対応方法の見通しが立っている。加速器が既にないのですべてが整った条件での実験結果は出ていないが、研究会ではこれまでに対応したバックグラウンド等の問題点について報告する。, 第27回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会}, title = {重イオンマイクロビーム生成におけるバックグラウンド}, year = {2014} }