@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065512, author = {小西, 輝昭 and 小林, 亜利紗 and 及川, 将一 and ウォーレン, 圭子 and 古澤, 佳也 and 酢屋, 徳啓 and 内堀, 幸夫 and 白川, 芳幸 and 小西 輝昭 and 小林 亜利紗 and 及川 将一 and ウォーレン 圭子 and 古澤 佳也 and 酢屋 徳啓 and 内堀 幸夫 and 白川 芳幸}, month = {Oct}, note = {マイクロビーム照射装置は、直径数マイクロメートルに絞ったビームを用いて狙った細胞に任意の線量を照射できる装置であり、放射線誘発バイスタンダー効果を含む低線量放射線による細胞応答の研究に有効なツールである。現在、(独)放射線医学総合研究所では、平成25年度より先端基盤共用プラットフォーム形成事業(文科省補助事業)に採択され、陽子線マイクロビーム細胞照射装置(SPICE-NIRS)は、産業利用を含む外部利用が可能な共用施設として運営を開始した。SPICEは、3.4MeV陽子線(LET in water: 11.7keV/um)を直径2um以下に集束したビームを定常的に提供している。本装置の特徴は、垂直(下から上)ビームラインであり、細胞皿等は通常の設置向きで照射が可能である。また、照射粒子数制御も、陽子1個から任意の数まで設定が可能であり、また最大で毎分480細胞へ照射が可能な高速性を実現した。細胞核の中心1ヶ所への“狙い撃ち”照射を標準照射モードとして、1試料(細胞皿)あたり3,000個程度の細胞数であれば、照準→照射はほぼ自動で行える。このモード以外にも、様々な研究課題に対応するためにいくつもの照射モードを構築した。例えば、細胞核内への線量分布を変化させ、核あたりn箇所(n<5)照射が可能なマルチターゲットモード、細胞質照射モード、さらには全細胞のうち照射する細胞の割合を任意に設定し、ランダムに選択し照射が可能なバイスタンダー照射モードを導入した。また、照射直後(およそ1秒後)から任意の時間まで細胞蛍光画像の取得可能なタイムラプスモードも稼働している。現在までに、バイスタンダー効果に関する研究を中心に進めてきた。その中でもビトがん及びヒト正常細胞間、またはヒトがん及びヒトがん幹細胞間といった異種細胞間におけるバイスタンダー細胞応答に関する研究、およびゼブラフィッシュ胚におけるバイスタンダー効果由来の放射線適応応答に関して報告した。, 日本放射線影響学会 第57回大会}, title = {放医研プロトンマイクロビーム細胞照射装置SPICEの現状}, year = {2014} }