@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065511, author = {道川祐市 and 徐華 and 福崎智子 and 後藤希 and 小久保年章 and 犬伏正幸 and 道川 祐市 and 徐 華 and 福崎 智子 and 後藤 希 and 小久保 年章}, month = {Oct}, note = {目的:マウス腸管の粘膜上皮における3次元組織学的構造を、放射線障害再生治療の観点で全面的に定量評価する技術の開発。マウス個体レベル解析と組織切片レベル解析の中間を本技術で繋ぐことで、実効性ある前臨床研究の促進を図る。 \n方法:全身性に中性パラホルマリン潅流固定したマウスから、腸間膜や脂肪を丁寧に除きつつ腸管全体を摘出する。3cmごとの断片化を行い、接着剤にてスライドガラスへ張り付ける。腸管断片上部をハサミで切り開き、粘膜上皮面を上向きに広げながら接着固化させる。スライドガラスごと中性パラホルマリン溶液に浸して24時間、冷蔵固定する。流水で十分に洗浄した後に腸管断片を剥がし、粘膜上皮面を上にして新しいスライドガラスに置く。実体顕微鏡にて断片全体の粘膜上皮構造を3次元観察し、撮影記録する。 \n結果:マウス腸管粘膜上皮における微絨毛構造を、人為的に潰すことなく、ほぼ全体的に実体顕微鏡で3次元観察することが可能となった。全身性潅流固定することで微絨毛構造が安定化し、その後の処理による損壊を防ぐことができる。平面上に固定された腸管断片は、流水で洗浄しても平面状形態を維持して、その後の詳細な観察を容易とする。パラフィンブロックに包埋することで、組織切片レベルでの詳細な解析も可能である。 \n考察:臓器レベルでの再生状況を解析するため、生前のマウスにBrdUもしくはEdU等細胞増殖マーカー分子を投与しておくこと検討している。被ばくマウスにおける腸管粘膜の幹細胞増殖状況を本技術で3次元的に解析することで、より包括的な検証が可能になるものと考えられる。, 第57回放射線影響学会年会}, title = {マウス腸管の高線量放射線障害/再生医療効果を3次元組織学的に解析する試み}, year = {2014} }