@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065502, author = {錦戸, 文彦 and 清水, 浩大 and 稲玉, 直子 and 吉田, 英治 and 田島, 英朗 and 菅, 幹生 and 小畠, 隆行 and 山谷, 泰賀 and 錦戸 文彦 and 清水 浩大 and 稲玉 直子 and 吉田 英治 and 田島 英朗 and 菅 幹生 and 小畠 隆行 and 山谷 泰賀}, month = {Sep}, note = {我々のグループではRF-コイルにPET検出器を取り付けたPET/MRI装置の開発を行っている。本装置の特徴は、4層Depth-of-interaction (DOI) PET検出器を用いた近接撮像を行うことで、高分解能と高感度の両立したPET画像を得ることを可能とすることである。加えてPET検出器を搭載した状態でRFコイルのチューニングを行うことが可能なためMRIの画質も改善されると考えられる。過去の報告では単一のPET検出器を用いて評価を行ってきたが、本発表では8検出器をリング上に配置したfull-ringのコイル一体型試作機を用いて、同時測定におけるPETとMRIの性能評価を行った。 試作した装置は8つのエレメントをもつバードケイジ型コイルのギャップ間に8個のPET検出器が挿入された構造となっている(図1)。PET用検出器はLYSOシンチレータ(結晶サイズ:2.0×2.0×5.0mm3)ブロックと4×4のMPPCアレイ(S11064-050P)を用いており、読出し回路と共に銅製ボックスでシールドを行っている。シンチレータブロックは19×6×4層のDOI方式を用いており、1×6個のMPPCのアレイ上に置かれている。RFコイルは3TのMRI装置(MAGNETOM Verio)用の、本試作装置用に独自に開発を行ったものである。MRI室内にはRFコイルと8つのPET検出器、ケーブルのみで、収集回路・電源などはMRI室の外に置いた。PETの評価には22Na点線源を用い、MRIのシーケンスはgradient echo(GRE)とspin echo(SE)の2種類を用いた。また、MRIの評価ではSEで得られた画像からら、差分法を用いて画像のSN比を評価した。 PET検出器内の1結晶におけるエネルギー分解能は18.0%(MRI測定無し)、17.4%(GRE)、17.8%(SE)であり同時測定においてもPET検出器として十分な性能が得られている。加えて位置分解能の指標である結晶弁別能も同時収集による影響は見られなかった。また、MRI画像のSN比は40.7(PET測定無し)、39.8(同時測定)が得られ、MRI画像に対するPET検出器の影響もほとんど見られなかった。, 第75回応用物理学会秋季学術講演会 参加・発表}, title = {コイル一体型PET/MRI装置のフルリング試作機の開発:同時撮像における性能評価}, year = {2014} }