@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065500, author = {村松, 正幸 and 大島, 康輔 and 高橋, 伸明 and 北條, 悟 and 北川, 敦志 and 村松 正幸 and 北條 悟 and 北川 敦志}, month = {Sep}, note = {放射線医学総合研究所では、これまでに永久磁石で閉じ込め磁場を形成する小型ECRイオン源を3台開発してきた。これらのイオン源は、粒子線治療用の炭素イオンを生成することを目的として開発された [1-4]。現在、世界的に粒子線治療施設の建設が予定されている。それらの計画の中では、炭素以外のイオンを加速し、研究などに用いることが計画されている。たとえば、H3+, 3He+, 11B4+のようなイオンの要求がある。これらの要求を達成するために、様々なイオンの供給を行える小型ECRイオン源(Kei3)の開発を行っている。Kei3では様々なイオンを生成するために、これまでの小型ECRイオン源で使われていた、バイアスディスク法などのビーム強度増強のための手法に加えて、マイクロ波2重加熱法などの手法が採用でき、かつ、個体試料からのイオン生成を目的とした蒸発源の取り付けが可能となるような構造となっている。Kei3の閉じ込め磁場は、コスト低減のため既存の粒子線施設用の磁場分布と同じである。また、既存の施設において炭素以外のイオン種を利用するときに、対応が容易にできるようにすることを狙っている。 2013年3月より、Kei3の基本的な性能を確認するために、比較的取り扱いが容易なガス種を用いて、予備的なビームテストを行っている。図1に引出電圧をかえた時のC4+のビーム強度の変化を示す。既存の普及型イオン源(KeiGM)の工場試験時の結果と比較して、同等のビーム電流が得られているのがわかる。今回は、Kei3で得られたHe、C、N、O、Neなどのビーム試験の結果について報告する。, 第75回応用物理学会秋季学術講演会}, title = {様々なイオンの生成を目的とした小型ECR源開発 2}, year = {2014} }