@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065499, author = {川口, 拓之 and 平野, 祥之 and Kershaw, Jeffrey and 吉田, 英治 and 白石, 貴博 and 菅, 幹生 and 小畠, 隆行 and 伊藤, 浩 and 山谷, 泰賀 and 川口 拓之 and 平野 祥之 and Kershaw Jeffrey and 吉田 英治 and 白石 貴博 and 菅 幹生 and 小畠 隆行 and 伊藤 浩 and 山谷 泰賀}, month = {Sep}, note = {【目的】我々は定位固定した外部放射線源を用いて計測した透過データとMRIの領域分割画像から被験者本人の線源弱係数(µ値)を求めるPET/MRIの減弱補正法 (attenuation correction with Fixed-position External Radiation: FixER)を提案した。本研究ではFixER法における放射線源の位置が推定されるµ値に及ぼす影響をシミュレーションで検討した。 【方法】シミュレーションはGeant4.9.6を用いて行った。成人男性の頭部T1強調画像をSPM8により空気、骨、脳、脳以外の軟組織に分割し、文献を参考に各組織の組成や密度を割り当てた。これをHR+を模したスキャナの中心に配置し、1 MBqの22Na点線源をボアの中心から15, 20, 25, 30, 35, 40cm下部に置いたそれぞれの場合で、180秒間の透過データ計測を模擬して組織線源弱に伴うカウント変化を求めた。さらに、線源と各検出器を結ぶ直線と領域分割画像から透過データ取得時にそれぞれの組織を通過する線路長を求めた。カウント変化と線路長からLambert-Beer則に従って各組織のµ値を求めた。また、Geant4.9.6のサンプルプログラム(TestEm13)を用いてµ値を求めこれを基準とした評価をした。 【結果】サンプルプログラムで求めた骨、脳、軟組織のそれぞれのµ値は0.104, 0.129, 0.094 cm-1であった。これを基準として180秒間の透過データから求めたµ値を評価すると、線源をボア中心から40 cm下部に設置した際に最も大きな誤差が生じ、このときの脳のµ値は9.3%の過小評価であった。この場合を除き、脳のµ値は線源の位置に関わらず基準と同等の値で推定された。一方、骨や軟組織のµ値は線源の位置に依存した若干のばらつきがあり、骨ではより顕著であった。これは骨の体積が小さいためであると考えられる。 【結論】成人頭部においてFixER法を用いる場合には位置に依存して若干のµ値のばらつきがあったものの、いずれの位置でも弱い線源による180秒の透過スキャンで10%未満の誤差でµ値を推定できた。, 第42回日本磁気共鳴医学会大会}, title = {定位固定外部放射線源を用いた PET/MRI減弱補正法(FixER法): 線源位置の影響の解析}, year = {2014} }