@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065492, author = {久保田, 善久 and 久保田 善久}, month = {Sep}, note = {東電福島第一原子力発電所の事故後、原発周辺地域の自然環境に生息する野ネズミの放射線影響に関する調査を開始した。野ネズミの捕獲は、旧警戒区域内(原発から20km圏内)2地点と旧警戒区域外1地点の合計3地点で実施し、放射線影響指標として低線量率照射でも検出できる染色体異常を選択した。2動原体染色体の検出を目的としてC-band法をアカネズミとヒメネズミに適用したところ、ヒメネズミではセントロメアを明瞭に同定できたがアカネズミでは同定が困難であったため、2動原体染色体を指標としてヒメネズミの染色体異常の頻度を調べた。その結果、2動原体染色体の平均発生頻度は空間線量率に依存して増加した。アカネズミでは染色体異常を検出する手段がないため、転座型染色体異常を検出するFISHプローブの開発を目的としてFACSによる染色体単離を現在実施しているところである。放射線影響研究では実験動物であるハツカネズミのデータは多数存在するが、ヒメネズミ、アカネズミについては皆無であり、管理された条件で繁殖飼育されたヒメネズミ、アカネズミが入手可能であるならば、放射線影響研究に利用したいと考えている。, 日本哺乳類学会企画シンポジウム「フィールドでの現象を実験室で検証する-アカとヒメの場合-」}, title = {福島県で捕獲したヒメネズミ、アカネズミの染色体異常試験}, year = {2014} }