@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065469, author = {和氣, 司 and 中西, 郁夫 and 大久保, 敬 and 松本, 謙一郎 and 福住, 俊一 and 鎌田, 正 and 小澤, 俊彦 and 和氣 司 and 中西 郁夫 and 大久保 敬 and 松本 謙一郎 and 鎌田 正 and 小澤 俊彦}, month = {Jun}, note = {コエンザイムQ10は肉類や魚介類等の食品に含まれている脂溶性の物質で、エネルギー産生に関与し抗酸化作用を示す。コエンザイムQ10には酸化型のユビキノンおよび還元型のユビキノールがあり、エネルギー産生にはユビキノンが、抗酸化作用にはユビキノールが関与している。また、ユビキノールはその活性中心にヒドロキノン(QH(2))を持つことが知られている。一方、我々はマグネシウムやアルミニウムなどのレドックス(酸化還元)不活性な金属イオンが、抗酸化物質のラジカル消去活性に影響を与えることを明らかにしている。そこで本研究では、活性酸素種のモデルとして2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl (DPPH)ラジカルを用い、ストップトフロー法によりQH(2)のラジカル消去活性に対するレドックス不活性な金属イオンの影響を検討した。 エタノール/水(9:1 v/v)混合溶媒中、25℃で、過剰量のQH(2)とDPPHラジカルを反応させ、DPPHラジカルに由来する517 nmの吸光度の経時変化から擬一次速度定数(k(obs))を算出した後、二次反応速度定数(k)を2.7 × 10 M(-1) s(-1)と決定した。この反応系に0.1 M Mg(ClO(4))(2)を加えると、QH(2)の二次反応速度定数は6.2 × 10 M(-1) s(-1)と上昇し、0.1 M Al(ClO(4))(3)を加えると3.96 × 10(2) M(-1) s(-1)まで上昇した。本研究では、他のヒドロキノン誘導体についても同様にしてk値を決定し、さらに電気化学的手法を用いて構造活性相関および反応メカニズムについて検討したので報告する。, 第14回AOB研究会}, title = {レドックス不活性な金属イオン存在下におけるヒドロキノン類のラジカル消去活性評価}, year = {2014} }