@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065463, author = {元, 清華 and 古川, 高子 and 金, 朝暉 and U, Winn Aung and 吉井, 幸恵 and 須尭, 綾 and 永津, 弘太郎 and 遠藤, 洋子 and 井上, 正宏 and 佐賀, 恒夫 and 藤林, 康久 and 元 清華 and 古川 高子 and 金 朝暉 and U Winn Aung and 吉井 幸恵 and 須尭 綾 and 永津 弘太郎 and 佐賀 恒夫 and 藤林 康久}, month = {May}, note = {がん組織の細胞-細胞間接着を維持したまま細胞塊として調製・培養する新しい技術Cancer Tissue Originated Spheroid(CTOS)は患者腫瘍の特性を維持したユニークなモデルを提供する(1)。また、これまでの検討から,CTOSの破壊再生に伴う変化が悪性度と相関していること、また,この過程にHER3が関与していることを見いだしている(2)。そこで,我々は、HER3をがんの難治性にかかわる因子の候補と考え、HER3のin vivoイメージングの可能性について、抗HER3抗体を用いて検討した。抗HER3モノクローナル抗体 (Mab#58) には、p-isothiocyanatobenzyl-desferrioxamineをもちいて、desferrioxamine (DF) をキレート剤として結合させ,所内で製造したZr-89 oxalateをもちいて標識した。抗体1分子あたりの平均DF結合数は2.3, DFの結合による抗体活性の低下は認められなかった。精製後の放射化学的純度は90%以上、非放射能は40-110 MBq/mgであった。HER3を過剰発現させたがん細胞株(Her3/RH7777)と親株 (RH7777) を左右の背部に移植した担がんマウスの体内分布においては、Zr-89標識Mab#58は、投与後1-6日にかけて、親株移植腫瘍を含めたほとんどの組織で組織重量あたりの放射能量(%D/g)が減少、または変化が無かったのに対して、Her3/RH7777移植腫瘍では4日目まで上昇し、12.2%D/gに達した。また、投与後1-6日において、Her3/RH7777移植腫瘍の%D/gは親株移植腫瘍の%D/gより有意に高かった。小動物PETにおいても、投与後1-6日で、Her3/RH7777移植腫瘍は親株移植腫瘍に比べて明瞭に描出された。さらに、ヒト大腸がんに由来するCTOS (C45) を移植したマウスでも、腫瘍は明瞭に描出された。以上より、Zr-89標識抗HER3抗体によるPETイメージングは、HER3のin vivoイメージング法として有望と考えられた。, 第9回日本分子イメージング学会総会・学術集会}, title = {HER3を標的とするZr-89 標識抗体イメージングの基礎検討}, year = {2014} }