@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065454, author = {原, 洋介 and 古川, 卓司 and 稲庭, 拓 and 水島, 康太 and 白井, 敏之 and 野田, 耕司 and 原 洋介 and 古川 卓司 and 稲庭 拓 and 水島 康太 and 白井 敏之 and 野田 耕司}, month = {Apr}, note = {背景・目的 現在、放医研で行われている三次元スキャニング照射法では、レンジシフタと可変エネルギー運転を組み合わせたハイブリッドスキャニング(HS)方式を用いてレンジ変更を行っている。HSの場合、レンジシフタによるビームの拡がりの影響があり、より高度な治療のために可変エネルギー運転のみのエネルギースキャニング(ES)方式への準備が始まっている。これに伴い、線量計算で用いる線源データも新たに作成する必要がある。線源データは、深部線量分布や大角散乱等のデータがエネルギー別に蓄積されており、ESの線源データ取得のためには膨大な測定や検証が必要とされる。そこで、線源データの測定、作成の簡便な方法を提案し、従来同様、高精度で線量分布を表現できることを示す。 方法 測定時間の短縮化のため、ESで使用するエネルギーのうち代表的なものを選択し、深部線量分布、及び側方のビーム拡がりを測定した。測定には大角度散乱成分の測定が可能である同心円型電離箱を用いた。フィッティングの作業量を最小限にするため拡がりを表すパラメータは定数とした。大角度散乱成分の導出は線量分布に占める割合の変化のみを深さ毎に求め、拡がりを表すパラメータは定数とした。それらのパラメータを用い、三次元照射を行った。 結果・考察 大角度散乱成分はエネルギー、水深等により異なるため、本来、その拡がりは変化する。しかし、線量分布に大きく影響するのは大角度散乱成分の割合であり、拡がりを一定にしても、割合パラメータの僅かな変化により調節され、精度よく三次元線量分布を表現でき、ES運用に向け前進することができた。, 第107回日本医学物理学会学術大会}, title = {エネルギースキャニング法が求めるビームモデル構築}, year = {2014} }