@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065452, author = {古場, 裕介 and 緒方, 里咲 and 唐澤, 久美子 and 兼松, 伸幸 and 古場 裕介 and 唐澤 久美子 and 兼松 伸幸}, month = {Apr}, note = {【目的】今年度より放射線医学総合研究所では早期乳がんの患者を対象とした重粒子線の臨床試験を開始した。この乳房照射の際に腫瘍位置を同定するためにVISCOIL(セティ・メディカルラボ)を体内マーカーとして使用している。本研究ではこのVISICOILの重粒子線の線量分布への影響をモンテカルロシミュレーションにより調べることを目的とした。 【方法】シミュレーションにはGEANT4を使用し、3種類の太さ(φ1.1, 0.75, 0.50mm)長さ5mmのVISICOILをSOBP周辺へ模擬的に設置した場合の線量分布への影響を調べた。また、VISICOILを設置した水カラム内の線量分布を測定しシミュレーション結果と比較を行った。 【結果】細いVISICOILほど臨床的な線量分布への影響が小さくなり、φ0.50mmではSOBPのDistal部の一部で数%の線量低下が見られる程度であった。また、VISICOILを設置した水カラム内の物理線量分布の実測とシミュレーションの比較は良い一致を示した。 【考察】φ0.50mmのVISICOILであっても位置決め画像で十分に視認できることから、φ0.50mmのものを乳房照射の体内マーカーとして使用することとした。多門照射を行うことにより線量分布への影響を無視できる程度に抑えることができることから、治療計画装置での線量分布計算ではマーカー撮像部を周辺乳房部のCT値に置換することとした。 【結論】重粒子線乳房照射で使用する体内マーカーVISICOILの線量分布への影響をモンテカルロシミュレーションにより評価した。この結果から使用するマーカーのサイズと治療計画装置でのマーカー撮像部の取り扱いについての方針を決定した。, 第107回日本医学物理学会学術大会}, title = {重粒子線乳房照射における体内マーカーの線量分布影響評価}, year = {2014} }