@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065450, author = {田島, 英朗 and 吉田, 英治 and 品地, 哲弥 and 羽石, 秀昭 and 伊藤, 浩 and 山谷, 泰賀 and 田島 英朗 and 吉田 英治 and 品地 哲弥 and 羽石 秀昭 and 伊藤 浩 and 山谷 泰賀}, month = {Apr}, note = {【目的】放射線医学総合研究所では、検出器間に画像化可能な物理的開放空間を持ち、診断と治療の融合を可能とするOpenPETの開発を進めている。また、我々はこれまでに、リアルタイムOpenPETイメージングシステムの開発を行っており、小型試作機において、0.5秒の時間窓で得られる測定データ から、2秒程度の遅延でデータ転送、画像再構成、画像表示まで行えることを示している。しかしながら、ヒトサイズのOpenPETの視野全体を十分な分解 能で画像再構成する場合には、画素数が大きくなり、計算量が大幅に増加してしまう。そこで、本研究では計算量削減のためにROI再構成について検討を行った。【方法】ヒトサイズOpenPETにおいて、視野全体を再構成した場合と、腫瘍の周辺のみを関心領域としたROI再構成を行った場合とを比較した。その際、モンテカルロシミュレーションにより、370MBqの18F-FDGを投与後100分に腫瘍追跡を開始したと仮定し、1フレーム0.5秒の時間窓と して測定データを生成した。【結果】腫瘍追跡の誤差を増加させることなく、計算量を10%程度まで削減できることが示された。【考察】再構成する領域を体 内の小領域に限定するROI再構成は、インテリア問題と呼ばれる不完全問題であり、事前情報無しに厳密解が求められないことが知られている。ただし、インテリア問題の誤差は、主として画像のバイアスとして加わるため、腫瘍の形を追跡する場合には事前情報を用いた厳密解を求めなくても影響が少ないと考えられる。【結論】ヒトサイズのOpenPETにおいて、腫瘍追跡を目的とした画像再構成を行う場合、ROI再構成により、精度を犠牲にすることなく10倍の高 速化が見込めることが示唆された。, 第107回日本医学物理学会学術大会}, title = {Computational Cost Reduction using Region-of-Interest Reconstruction for Real-time Tumor Tracking by the OpenPET}, year = {2014} }